経営者の心得とは何か。

経営者の心得とは、自分を知ることである。

そして、自分であり続けることである。

 

人にはいろんな性格が同居している。

仕事好きな面、人に関心がある面、人を大事にする面。

これは同時に、

仕事の成果に執着する面、人に嫉妬する面、異なる主張の人間は

切り捨てようとする面。

これに変化する可能性もあるのだ。

 

これは事実である。

自分が自分らしくあれば、バランスを保とうとする。

しかし、自分や社長や役職者だという自意識を持ち、本来の個人の自分を

離れてしまうと裏に隠れた自分の面が反作用することがあるということです。

 

子供や孫を大事にする、読書や植物栽培が好きな職業軍人が戦場において

敵国の街を攻撃して人を殺すことを躊躇しないことにたとえられます。

つまり、仕事という大義名分を持った時に本来の自分を捨ててしまい、

いつか見たり経験した管理職、社長の記憶の映像を再投影するのです。

そして、もっとも都合の悪いことに、記憶の管理職たちの最も嫌な部分を

再現するものです。

その時に自分自身の本当の心を持っていれば、そうはならない。

 

管理職、社長である場合、本当の自分を失うようではダメです。

本来の自分をブラさず、自分が望む管理職・社長で在るべきなのです。

職業社長というのは実はなくて、本来の自分の魅力勝負なのです。

 

そのような社長には多くの人が共感をして、人望厚く、寄り添うことでしょう。

そして、各人の本来の力を発揮することでしょう。

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