経営者、上司は部下・取引先に選ばれている
今までの時代の常識は通用しない。とはよく言われることです。
それはどういうことか?解説よりも結論を言いましょう。
「今までの逆をする」これに尽きます。
あらゆる常識、認識、日常、自己認識を振り返ってみて欲しい。
一般人のほとんどが認識すること、その解釈を「常識」という。
「常識」を知る大人の「認識」を持つという。
大人の「認識」に従って「日常」を作り、「日常」を生きる
あなたを自分であると「自己認識」する。
このようなループで「あなた」とは常識を基準にして人柄を
認識できる人になるわけだ。
誰もが、知らない人であってもあなたを認識できる。
金融機関勤務の大学卒の部長とか。
だいたい、こういう人ですねと認識する。年収は1,500万円以上で
家族構成は4名で、自家用車はレクサスで、趣味はゴルフ、性格は
几帳面でリーダーシップがある、もしかしたら大学時代は体育会の
選手だったとか。
まあ、クズだとは思われないのです。
もしか、趣味が絵画だったりすると「へえ、以外ですね」
奥さんの他に彼女がいたりすると「ああ、あるかもね」とか。
それって、ご本人と話をしたこともないのに印象で人物像を捉えて
いるわけです。
他人の評価は置いておいて、自分自身が自分を同じような方法で
見繕っていないでしょうか?
本当の自分と向き合うことなく、だいたいこんなものだ。
一般的イメージを生きる。そういう生き方もあると思います。
他人のイメージを損なわないことを目標にして努力するわけですね。
それはそれで生き方かも知れませんね。
では、完全に自由な時間、金銭、人間関係が可能であれば、
①会社に勤務して、心も体も疲れ果てて毎日を過ごしますか?
②何にお金を使いますか?今の仕事をあと20年続けますか?
③無能な経営者や上司に我慢しますか?
いずれも答えはNOだと思います。その理由は
①生活に困らないなら、自分だけができること、得意なことをして
時間を過ごしたい。と考えるのが本来です。
②楽しいことにお金を使います。都心の家やタワーマンション、
外車は本当に必要なものではありませんでした。
③人間関係を選び直すでしょう。なぜなら、それが本来的な行為
だからです。
つまり、あなたの本音、本質とは
①自分の個性や衝動を発揮して生きる存在
②楽しさを求める存在。相対的比較で安心や満足を得るものではない。
③気分の良い人間関係に囲まれたい。会社や社会の中ではそうは行かない。
自分自身を見つめてみて、そういう本質を認識してみてから
今の周囲、環境を眺めてみましょう。
本当に立派な、尊敬できる経営者の会社ですか?
上司はあなたの成長につながると思える立派な人ですか?
取引先は永久に関係を確保したいほど、良い相手ですか?
そう思えれば、問題なく幸福です。
そう思えなければ、我慢してどうしてそのままにしているのですか?
それはお金を貰うためですね?
お金と自分の可能性や個性を交換(我慢)していることになりますね。
自分の可能性、個性と交換するお金、給与、地位はいくらですか?
あなたの価値はその取引に相応しいということですね?
本当にそう思っていますか?