出来事、経験を浄化する手順
日常の出来事のなかで、受け入れがたいなあと思うことがあります。
悩みや感情の問題を抱える場合、その原因のすべては人間関係ですね。
人間関係を分解すると、それは「解釈」の問題であるのです。
悩みとは?これを算数であらわしてみると、
(解釈×解釈)+(解釈÷解釈)・・・どこまでも自分の解釈要素を
加減乗除しているに過ぎないのです。
それに例えばゼロをかける。意味を見いださない。という解釈をかけます。
すると、すべてがゼロ。無意味になるということ。
こうした「心の声」から自由になるために、するべき手順をお話します。
①出来事で感情を害したとか、嫌な気分を感じたら。
②深呼吸して落ち着く。
③冷静になって、対象の人がどうしてそのような言動をとったのかを考える。
④理由がおおよそ予想がついたら、その人が「善意でしてくれたこと」と考えてみる。
⑤この時点では、善意に違いないと確信する。
⑥相手に感謝。気分が晴れた気持ちになれるはずです。
⑦学びを促してくれた相手にお礼を言う。そしてその学びはあなたのものです。
⑧この学びを握りしてめておくか、捨てるか?どちらかを選びます。
⑨持っているなら保管しておしまい。捨てるならさっさと捨てておしまい。
⑩その時の晴れ晴れとした気持ちを感じてください。
毎日の出来事は良いと感じることも、そうでないこともすべてが良いことになります。
毎日、生きているほど進歩することができるという仕組みです。
楽しいことだけに囲まれて、生きている実感を感じて、生命とともに霊格を高める。
こんな素晴らしい体験、毎日をしているのが生きているということ。
この社会のルールでは、人生という時間枠の中であと何年しか生きないと焦ったり、
今まで何年も無駄にしたと後悔したりと様々なトラップがあります。
魂は永遠に学びながら生きる。この真実を確信すれば、この肉体の生命は自分の魂で
あって、魂が主人公であるとわかります。
様々な出来事への思いも自分で設定して、学ぶ機会を計画しています。
答えは感謝と学びと明るい気分。
これが生命の正解であり、魂の学びの喜びであると思います。
生きるとは肉体を養うことでなく、魂を進化させること。
そのための肉体。肉体と魂の関係性の考察は別の記事に記載しようと思います。