この世とあの世の真実、そして私たち
この世は現実の世の中と認識されています。
しかし、これは異なります。この世は仮想現実なのです。
この世とあの世のほんとうの構造は次のとおりなのです。
①主体は霊界です。
霊界はおそらく12階層に分かれています。
霊界には霊界の太陽があり、霊界に住む霊人は、その生命力を吸収して存在しています。
②この世は霊界の客体であり、霊魂の学びの場です。
温泉のお湯に浸かるとき、ものごとを達成して喜びを味わうとき、その実感を肉体で
経験するためにこの世が必要なのです。
永遠に続く魂の進化の過程、意識の向上の中で魂の進化のために必要と考えたり、どうしても
経験したいことが生じてきます。
その時に肉体界に望んで転生してくるわけです。
■どうしても忘れられない、こと、してみたい経験。それは何ですか?
それがあなたの本質の希望です。
■どうしてもせずにはいられない行為、想いは何ですか?
それがあなたの真のすがたです。
■どうしても納得できない、いても立ってもいられない状況とは何ですか?
それがあなたの魂の声です。
こうした自己問答を繰り返してきました。
家族のために働き、その仕事に大きなストレスを感じることがありました。
しかし、その仕事を成功させ、給料を上げて家族を安心させたいと強く強く想いました。
そうして、我慢もしました。いつしか我慢は私の心を蝕みました。
蝕まれる心の状態をわかっていました。なんとか心を守りました。
最高の自分に近づいたと思います。
そして、様々な体験は、結局、自分が望んだ者になるための必要経験だったと思います。
その時は感謝なんてとんでもない気分でしたが、これは必ず克服するものでした。
主体である霊界の浄化、喜びに貢献していると考えて自分の生活を振り返ります。
誰でも好みの仕事を選ぶことができないかもしれない。しかし、それは人と比較して
考えていませんか?
その仕事を選択した理由はどこかにあるのです。それをすべて認めて、その上で進歩する
ことを考える。
それが正解と思えます。
決して間違えはありません。必ず良い結果になる。それが霊界を主体としたこの世の現実
であります。